2010年9月22日水曜日
首都の誘惑~リターンズ
8月22日に無事25歳の誕生日を迎えました。
四半世紀目をザンビアで迎えることになるとは、2年前の私ですら想像してませんでした。
その周辺日はたまたまボランティア全員が首都に上がっている日であり、
色んな人に「おめでとう~」と言われ、
ちょっと得した気分になりました。
何より、同期のみんなによるお祝い!
イタリアンレストランにて、9月に還暦を迎えるシニアボランティアの方と一緒に
誕生日パーティーを開いて頂きました!
当日は女性3人浴衣を来て出陣。
男性陣を魅了し(たぶん)、
そこらへんのザンビア人も魅了し(目立ちすぎ)、
お腹一杯食べるため、ちょっと帯を緩めて挑みました。
ご飯はおいしい!
プレゼントももらって大感激!
そしてデザートメニュー制覇してお腹いっぱい。
楽しいことおいしいものいっぱいの首都はやっぱり私を誘惑し続けるのです。
にくいねぇ。
そろそろ写真のっけなきゃな。
2010年9月13日月曜日
マッピング。
詳しく言うと、
GPSで村をマッピングするのにはまっています。
自分が歩いた道をGPSが軌跡として残してくれるので、
それをもとに村の全体図を知っちゃおうという考えです。
便利な世の中です。
村長さん(67歳)と私の関わるプロジェクト委員会の副会長さん(推定60歳)に
案内されながら、
GPSに村人の家や畑を記録していく私。
1人で行けるよーと言っても、「一緒に行く!」と言い張るので、
一緒に行ったのですが、
1時間も歩くとバテ始める2人。
きっと早朝から本業である農業に勤しんでいたからだと思います。
なんだか、とても申し訳のない気分になり、
お疲れなら1人で行きますよーと言うと、
「そんなこと言うなや~一緒に行こう!」と言われます。
2時間ほど歩きまわり、明らかに2人は疲れていたので、
じゃ、今日はこの辺で…と言うと、
2人は意気揚々と来た道を戻り始めました。
「どうせなら他の道を使ってスタート地点に戻りたい」と主張すると、
2人はあからさまに戸惑いの表情を浮かべました。
あ、しまったなぁ…と思い、例のごとく1人で行くよと言うと
「No!」と言われ、そしてついでに、
「おまえは元気やの~!強い!」
と言われました。ごめんね、村長。
日本の60代に比べると、より高齢に見える2人。
そんなお2人を連れまわしてしまったことをちょっと反省しつつ、
溜まったログを見てほくそ笑む私でした。
今回の学んだザンビア事情。
「村人はなかなかほっといてくれない」
また明日、続きを計測しに行ってまいります。
2010年9月5日日曜日
目を逸らすな!
首都の誘惑について書くつもりでしたが、テーマ 変更です。
ちょっと 長いです。
ごめんな さい。
1日から3日までワークショップに参加してきました。
参加というより、単なるオブザーバーとし て。
ワークショップは、普及員(CEO:Camp Extension Officer) と農業事務所のSAO(Senior Agriculture Officer)とSMS(Subject Matter Specialist)を対象としたニーズ調査の結果から考える農業普及に関するものでした。
私が関わっているザンビア農業省とJICAの協同プロジェクトの一環で開催された
今回のワークショップin北部州。
プロジェクトに関わる北部5つの郡からSAOやSMS、そして普及員たちが集まり
総勢50人を超える結構な規模。
各郡から大体7名以上が参加しているにもかかわらず、
私の任地カサマからはSAOとCEOの2人(+JOCV2名)という開催地ながら少数派でした。
なぜなら前プロジェクトにはかろうじて関 わっているものの、現PJには参加していないからであります。
3日間のワークショップ。
参加者たちは3日間、調査報告を聞いては、それをもとにディス カッションを繰り返し
最 後の成果として各郡でアクションプランを打ち出すというスケジュール。
私は、このワークショップを通してカサマのSAOとCEOがどう成長するか、
期待半分、「他の郡に圧倒されないかな、大丈夫かな・・・という」親心半分で臨みました。
なぜ私がこれほど人生の先輩の心配をするかというと、
以下の理由があるからです。
SAO:Lさん、33歳、男性。
5月末に昇進したばかり。SAOになった途端、「俺はSAOだ!」と偉そうになる。
事務所の車を家族の送り迎えに使用するなど権力を乱用。そのくせ仕事で車を使おうとすると「燃料がな い」と言い出す。プライドだけは高い。
得意技は知らないことも知っていると言い張っちゃうこと。
CEO:Hさん、年齢不詳(たぶん30半ば)、女性。
私の対象村チリヤエーカ村のあるミルングキャン プを担当する普及員。(カサマ郡は4つのブロックに分けられそして28のキャンプが存在。その中に多くの村があり ます。)
6か月の育児休暇を経て、7月に復帰。私が村へ行くときに誘うが「交通手段がない」「体調が悪い」と断られ続け、まだ1度も一緒に行ったことはない。やる気を内に秘 めすぎているのか、全く感じられない。
口癖は、”No Transport”。得意技は、聞こえ ないふり。
そういうわけで、違う郡の自分と同じ立場の人間が多く 集まる場で、彼らがどのように動くのか、楽しみにしていたのです。
なんたって、私の活動に置いてこの2人が重要になるのですから!
結果は…
惨敗。
プロジェクトを指揮する方々に「あいつらアカン!」という印象だけを与えてしまいました。
惨敗具合につきましては、気が向いたら書き ます。
CEOに対しては本当にがっかりしました。3日間学んだことも忘れているし、最後の感想は「疲れた」。全くやる気がなくディスカッションもほぼだんま り。
わかってたけど さ…
そうなるとは 思ったけどさ…
内気 な性格なのかもしれないけれど、もう少し活発にできないものかね…と思いました。
そして改めて、仕事に対する「やる気」が全くないことがわかりました。
やる気って日本人だけがもつ価値観なのかいな。
これまで「ザンビアだから仕方ない」と目をそらし、そ れが当たり前になっていたことがたくさんありました。(事務所内での情報共有不足やCEOと事務所の関係の希薄化などなど)。それらに対してちゃんと改善のために取り組まなきゃいけないという ことを、このワークショップを通して再認識しました。
先はながぁ――――――――いですが、同僚JOCVと2人で「やらねば!」と意気込んでいます。
どこまでできるか…そんなに期待せずにのんびりやって いきたいと思います笑
題名思いつかなかったから、自分へのメッセージにしました。。。えへ。