2011年1月31日月曜日

わたし、まーつーわっ!いつまで~もまーつーわっ!

先週、先輩隊員訪問という現地訓練プログラムの一環で、
新隊員がカサマにやってきました。

カサマは首都からバスで12時間以上かかるため、
北部隊員は特別に夜バスの移動が認められています。

しかし、原則、昼バスでの移動と定められているので、
こういった訓練や旅行でカサマに来る場合は、昼バスを利用しなくてはなりません。

この昼バス。
1つだけあるのですが、その名もポストバス。
予定では、朝6時発、18時着だそうです。

しかし、このポストバス、ザ・アフリカなバスなのです。

私がカサマまで利用したときは、カサマ目前で故障し、
タクシーで先輩に迎えに来てもらったという想い出があります。
その時は、カサマに着くのに16時間かかりました。

しかし、順調に到着することもあるから、わからない。

まさに、賭けなのです。


今回はどーなるかなぁ・・・と思っていたら、

首都を出る時点で、4.5時間遅れの10時半出発。
首都とカサマの真ん中地点(セレンジェ)に着いたのが、19時。

新隊員A氏のメールを受け取りながら、不安になりました。
「いったい何時に着くんだ・・・」
と。

順調に行っても着くのは1時。
でも、今日の状態じゃ順調に着くはずがない・・・。
いや、でもどうなるかわからない・・・。

順調にいけばあと3時間でカサマに着く地点を出発したのが23時。

お迎えして、ロッジまで送り届けなきゃならなかったので、
とりあえず起きてることにしました。
最初の遠出でこんな目に遭うことにも、かなり同情したし・・・。


1時・・・来ない。

2時・・・来ない。。。

あぁ・・・眠い・・・

(いつの間にか寝る)

ピロロロ~♪(到着を知らせるメール)

んはっ!!!!
いかん!寝てた。

・・・4時過ぎてました。


Aさん、お疲れ様でした。
でも、彼はなんだか元気で安心しました。
きっと今回のこともネタとして、同期におもしろおかしく喋ることでしょう。


そんなわけで、なんか疲れた今回の先輩隊員訪問でした。
私は、何もしてないけれど。笑

2011年1月30日日曜日

ムズングの会。

29日土曜日に海外から来て、北部州で働いてる人たちの集まり、
その名もInternational Afternoonがあり、参加してきました。

現地語で白人のことをムズングといいます。
私は、白人じゃないけど、ムズングです。つまり、外人ってことですね。
スワヒリ語でも、ムズングといいます。
アフリカ共通なのかな・・・。

教会系のムズング。
ボランティアのムズング。(ピースコーとか色々)
そのほかのムズング。

集まるムズング。
ここは、カサマなの?

一番驚いたのは、ピースコーの多さ。
ピースコーってはっちゃけているイメージがあったけれど、
意外とみなさん落ち着いていらっしゃいました。
みんないい人でした。

英語って・・・いいね。

英語の途中にちょいちょい入るベンバ語・・・いいね。

どーにか、こーにか・・・


今日の1枚。「あれ、あーりー?」

カサマに来てるなら、言ってよ。

私の同期ボランティアに雰囲気似ているピースコーを発見。

隠し撮りはいけません。


各国から色んな方が集まっていたのですが、
北欧の人ってやっぱかっこいいなぁ・・・と思った、土曜の午後でした。

水を求めて18キロ。



18キロ。

これは私が通うChilyaeka村までの距離でございます。
バイクでとばすと30分。(すごく集中したとき)
慎重に行くと60分。

最近は雨のせいで道が悪いので、慎重に走って45分といったところですかね。

何度か危ない目に遭いました。

その度助けてくれてるのは、どこからか現れる村人さんたちです。


泥にはまったときも。
勢い余って藪につっこんだときも。
エンジンがかからなかったときも。

ありがとうございます・・・。



そんな私が、最近始めてるのが、
GPS片手に水資源を求めて歩く、です。

ある日、
M専門家にGPSを使ってターゲットを捕獲せよ!という指令を与えられ、
村へ向かいました。

ターゲット: 水辺に近い未開の地。
目的: どんな状況なのか、この目で確認すること。
     ターゲットまでの道のりを調査すること。

一人じゃ怖かったので、村人に一緒についてきてもらったのですが、
ターゲットから逸れて道なき道を行く彼。

何を隠そう、
「川沿いを歩きたい!」
と私が言った結果でありますが。

新たな発見ができて、とても面白かったです。

水がすぐそこにあるにもかかわらず、荒れ果てている畑たち。
すぐそこにあっても、アクセスするのが困難なために、手入れしなくなるようです。
荒れた畑。


村人さんが雨が降るから帰ると言ってきたので、単独行動に。
(本当に降りそうだったが、風のおかげで雲がどっかに行って、結局降らなかった。)

ターゲット捕獲、再始動。

ターゲット1は簡単にいけたのですが、
ターゲット2は勢いのいい雑草に阻まれて、途中で引き返すというチキンぶり。


ターゲット1付近

まだファイナルターゲットが残っているので、来週頑張りたいと思います。

やはり、自分の足で歩くと、村のいろんなところが見えて面白いです。

「あ、こんなとこに水路あったんだ。。。全然水流れてない、雨季なのに。」
「あ、この道、ここと繋がっていたんだ・・・」
「あ、これマンゴーの木ですか?え?いいんですか?ありがとうございます、いただきます。」
「あ、これアボガドの木ですか?え?いいんですか?ありがとうございます、いただきます。」


こうして私のGPSに新たなトラックが記録されるのでありました。

2011年1月24日月曜日

女子会。

今日、午前中にM専門家のところで第1回GPSおよびGIS研修を受けてきました。

ハイテクに驚きを感じつつ、使ってやんぞ!というやる気を見せつつ。
とりあえず、「慣れ」たいと思います。

私のGPS操作能力に関しましては、
お年寄りが携帯電話を使っている様子を想像してください。

はい、たどたどしい。


そんなこんなで、
うぉー!やってやるぞー!という情熱をもって
いつもの事務所に帰ってきた私が目にしたのは、

1つの部屋で議論を交わす女性所員たち。

何かと思えば、

3月に結婚式を迎えるAさんの式のデコレーションについて
4人でアツく語っていました。

とりあえず、参加してみる私。
(これもベンバ語の勉強です!・・・うん笑)

花を飾るとか、色は何がいいとか、チテンゲを使った方がいいとか
先輩花嫁たちからたくさんのアドバイス。

当の花嫁は「わかってるわよ!」「もーわかってるって!」
といった感じで疲れているご様子。

結婚するって大変なんだなぁと思いました。


そして世界どこでも女子会は、盛り上がるのだと思いました


1月24日、ランチタイムの出来事でした。

2011年1月15日土曜日

1年のはじまり。

2011年の始まりもやはりトマトから。

プロジェクトを始めて2カ月ちょい。
雨よけのシェルターをつくってから1か月。
順調に育てている農家さんもいれば、病気に侵されてしまった農家さんもいました。
あれこれ試行錯誤して、サポートしていたつもりですが、
詰めが甘かった部分もありました。

野菜づくりのエキスパートであるはずの農民さんですが、

頑固な側面もあり、
相手をたてつつうまくアドバイスしていくのが結構しんどい。
そして言ったことを実行してくれない。
農民さん自身重要であると認識しているはずの物事も、
何やかんや言い訳してやってくれないことが多い。

でもそこは協力隊。

フットワークの軽さで押しかけては、「どう?どうどう?」と詰め寄ります。

村人さんたちは本当にいい人ばかりで、
若輩者の私たちを快く迎え入れ、熱心に話を聞いてくれます。

自分で言うのも何ですが、
活動がやりがいある!楽しい!と思えるのは、村人さんのおかげだと思ってます。

一度病気に負けそうになったトマトが、元気になっているのを見たときには、
感動しました。

収穫の際は、泣いて踊りだすと思います。私。


本省から視察団。
雨よけトマトプロジェクトを拡大していくとか!


専門家さんが私たちのある1日を動画にまとめて下さいました。
ほのぼのしてます。音楽のおかげですか?
http://www.youtube.com/watch?v=RrSWSQ4JtRY

長靴にブーツインして働いてます。
顔が丸いことは気にしないでください。

今年もよろしくね。


2010年暮れ。



時は遡り、2010年12月末。

仕事を勝手におさめ、首都にあがった私。
バスの中では、隣に座ったザンビア男子が面倒な人だったため、
心ない言葉を言ってしまいました。

後悔はしていません。


この日、ボツワナから来ていた同期隊員と一緒に首都巡りをしてきました。
9カ月ぶりの再会だったけど、そんなのは気にならないくらいすぐに意気投合。
2年後日本で会う人達とは、どんな再開になるか今から楽しみです。笑

首都ではこんなものが食べられます。

まぁ。おしゃれ。

アフリカを侮ることなかれ。
首都はモノがたくさんあるし、おいしいものもたくさんあります。

例えばこれとか。

首都には隊員専用のドミトリーがあるのですが、
そこで元寿司職人シニア隊員さんが作ってくださった、親子丼とスープ。

これがめちゃくちゃ美味しい。

そのシニアの方は本当に様々な経歴を持つ方で、お話も面白く、
たびたびお世話になっていました。
1月に帰国されてしまいましたが、またザンビアに戻って来られると信じています。笑


そんなこんなで、
田舎カサマから上ルサカしてきた私にとって、
ザンビアの首都はまぶしいくらい都会なのですが、

さすが広大なアフリカ。

上には上がいました。
上すぎて、見上げると首が痛くなるほどです。


田舎っぺ、ケニアに出向。
行ってきます。

2011年。

遅くなりましたが、


あけましておめでとうございます。


2011年はずっとザンビアですが、みなさんよろしくお願いいたします。

同期のみんな、2011年もお世話になります。
妹キャラもきつくなる26歳になりますが、宜しくお願いします。


任期は残り1年と2カ月。

おやおや。
あっという間じゃないですか。

後輩隊員も増えました。
どんどん先輩隊員が帰っていきます。

あせります。

2011年は活動の結果を残す年!

精いっぱい努力します。


2011年が皆さんにとって素晴らしい1年になりますように!
ザンビアから元気玉を送ります。



年末年始から仕事始めまで、いろいろなことがあったので、
今日はたくさん更新したいと目論んでいます。