2011年4月7日木曜日

義援金のゆくえ。

先日、カサマで募金活動を行ったことは述べましたが、

ついにその義援金が日本へ送られました。


送付先は、宮城県丸森町。

丸森町自体は、大きな被害はなく犠牲者もおられなかったのですが、
現在、多数の避難民を受け入れているそうで、避難所で役立てて頂く予定です。


なぜ丸森町に義援金を送ったかといいますと、

①RESCAPの研修受け入れ先であり、ザンビアと交流があったこと
 (募金活動を手伝ってくれた2名も2月上旬に研修に参加していました。)
②丸森町の方が養蜂専門家、そして調査団の一員としてカサマに来られていたこと
 (チリヤエーカ村にも足を運んで頂きました。)
③専門家さんがザンビアに来る前まで住んでいたため、コネクションがあったこと

そういった理由で、実際に丸森町には行ったことはないのですが、
すごく身近に感じる場所であります。


募金して頂いた方の名簿等もあったため、
赤十字に送るより、顔が見えるような支援にした方がいいのでは?ということになり、
専門家さんを通じて、丸森町に送金させて頂きました。


義援金受け入れのお願いを町長様宛に出し、
了解を得たのち送付。


なんと先日、町長から協力隊あてにお礼のお手紙を頂いてしまいました。
これがなんとも心温まるお手紙で。
いや、被災地の状況をつづっているくだりは、深刻なのですが。


丸森町とカサマがつながったー!

って感動しました。
やって良かったと思いました。

何より、ザンビア人がザンビア人に対して、日本の状況を伝えてくれて、
その活動の成果が、日本まで届いたことが嬉しかったです。


仕分け対象にされ、震災でODAとか言ってる場合じゃないといわれ、
それに対し何の意見もできないほど、自信が持たれていない協力隊事業だけれど、
ボランティア事業も捨てたもんじゃないよね、って言われるよう
私も活動に励んでいきたいと思います。


諸々の事情によりブログの更新は、5月に再開します。

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