2011年5月27日金曜日

挫折からの立ち直り。



トマトプロジェクトは第2シーズンを迎えているのですが、
今は、トマトだけではなく、女性グループとの活動、コミュニティースクールでの授業も
新たな活動として行っています。


先週の金曜日、
初めて女性グループ対象にワークショップを開催しました。

前々週からニーズ調査やら、告知やら、メンバー集めやら、
色々準備して挑みました。

ちなみに第1回テーマは、

「改良かまどを作ろう!」

女性からの反応がよく、
「やりたーい!」と言って下さったので、1回目のテーマに選んだのですが、

ふたを開けてみたら、参加者5人(1名男性)。


まぁまぁ、最初だし、集まってくれただけで良かった!
と思って、ワークショップ開始しました。

粘土をつくって、それを積み重ねていきます。


わざわざ集まってくれた5名だから、
きっとやる気があるんだ!と前のめりに思いこんだ私だったのですが、

実際、女性たちはそれほどやる気がない。

1名は、見てるだけで全く動かない。


日本人だけが一生懸命作っても仕方ないので、
少し見守ってみると、

みんなの作業がストップ。

「何でやらないの?」という目線を向けられる。



なんでやーーーーーーーーーーーーーー(´А`)


「作りたくないの?」と聞くと、

「作りたい」と答え、

「かまど必要じゃないの?」と聞くと、

「必要」と答える。


少し途方に暮れてみる。。。。

      ↓

その様子をバカにされて笑われる。。。

      ↓

嫌な気分になる。

      ↓

ちょっと空気が悪くなる。

      ↓

いかん、いかんと思って、女性のモチベーションをあげにかかる。



その日は、早く終わりたくて仕方がありませんでした。笑


なんとか、完成までこぎつけ、とりあえず写真。

ひとり子供の世話するために途中で帰った。



やりたいって言ってたのに!

ボランティアが来て当たり前やと思わんで!

くれくれだけ主張して!がめつすぎ!

と、正直、色んな文句が頭の中をぐるぐるしました。



でも、やっぱりそういう態度だったのには、何か理由があると思うんです。



この1週間、なぜ女性のモチベーションをあげることができなかったかを考えてみました。

1年、活動してきて、


       Q.ザンビア人がなぜ仕事をしないのか?

       A.やりたくないし、興味のない仕事だからです!


という答えを導き出したのですが。。。


やっぱり、やりたくなかったんだろうなぁ~。とは思うのですが、
「やりたい」って言ってたし。

(まぁ、とりあえず「やりたい!」「欲しい!」って答えるのがザンビア。)

そういうのを抜きにしても、
もう少しうまくやれたのではないか・・・

で、出した結論がこれ↓

・ワークショップを開催した場所に問題アリ
・まず、カマドの使いやすさを皆に見せる必要アリ

やっぱり自分の利益に結び付かないと、
なかなか、人は動いてくれないですよね。

1回じゃ、まだ何もわからないし、
やっぱり粘り強くやっていくしかないんだと思います。

でもやりたくないんだったら、正直に言ってほしいな。笑
そこら辺、難しいですね。




今回、私は、

「こんなに私は頑張ってるのに、なんでちゃんとしてくれないの?」
「来るのが当たり前だと思ってるんでしょ!」

とのたまう、ものすごい重くてうざい彼女。


対して、村人は、

「知るかよ、誰も頼んでねーよ」

とそっけない彼氏。


なんかそんな関係になってたと思います。

・・・・・・・違うか。w



私の女性グループに対する片思いは続くわけです。

相手の負担にならないように、思いやりのある関係を築きたいです。

今回、改めて肝に銘じたことは、
「自分の気持ちを押し付けない」



明日は、第2回ワークショップ「ひもでかわいいかばんを作ろう!」
のために、また片思い中の女性グループに会ってきます。

どうなることやら。




ワークショップ後、すさんだ心を子供たちに癒してもらいました。
お絵かきターーイム。
コックさん懐かしくないですか?


じゃ、明日頑張ってきますー。


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