トマトプロジェクトは第2シーズンを迎えているのですが、
今は、トマトだけではなく、女性グループとの活動、コミュニティースクールでの授業も
新たな活動として行っています。
先週の金曜日、
初めて女性グループ対象にワークショップを開催しました。
前々週からニーズ調査やら、告知やら、メンバー集めやら、
色々準備して挑みました。
ちなみに第1回テーマは、
「改良かまどを作ろう!」
女性からの反応がよく、
「やりたーい!」と言って下さったので、1回目のテーマに選んだのですが、
ふたを開けてみたら、参加者5人(1名男性)。
まぁまぁ、最初だし、集まってくれただけで良かった!
と思って、ワークショップ開始しました。

わざわざ集まってくれた5名だから、
きっとやる気があるんだ!と前のめりに思いこんだ私だったのですが、
実際、女性たちはそれほどやる気がない。
1名は、見てるだけで全く動かない。
日本人だけが一生懸命作っても仕方ないので、
少し見守ってみると、
みんなの作業がストップ。
「何でやらないの?」という目線を向けられる。
なんでやーーーーーーーーーーーーーー(´А`)
「作りたくないの?」と聞くと、
「作りたい」と答え、
「かまど必要じゃないの?」と聞くと、
「必要」と答える。
少し途方に暮れてみる。。。。
↓
その様子をバカにされて笑われる。。。
↓
嫌な気分になる。
↓
ちょっと空気が悪くなる。
↓
いかん、いかんと思って、女性のモチベーションをあげにかかる。
その日は、早く終わりたくて仕方がありませんでした。笑
なんとか、完成までこぎつけ、とりあえず写真。
やりたいって言ってたのに!
ボランティアが来て当たり前やと思わんで!
くれくれだけ主張して!がめつすぎ!
と、正直、色んな文句が頭の中をぐるぐるしました。
でも、やっぱりそういう態度だったのには、何か理由があると思うんです。
この1週間、なぜ女性のモチベーションをあげることができなかったかを考えてみました。
1年、活動してきて、
Q.ザンビア人がなぜ仕事をしないのか?
A.やりたくないし、興味のない仕事だからです!
という答えを導き出したのですが。。。
やっぱり、やりたくなかったんだろうなぁ~。とは思うのですが、
「やりたい」って言ってたし。
(まぁ、とりあえず「やりたい!」「欲しい!」って答えるのがザンビア。)
そういうのを抜きにしても、
もう少しうまくやれたのではないか・・・
で、出した結論がこれ↓
・ワークショップを開催した場所に問題アリ
・まず、カマドの使いやすさを皆に見せる必要アリ
やっぱり自分の利益に結び付かないと、
なかなか、人は動いてくれないですよね。
1回じゃ、まだ何もわからないし、
やっぱり粘り強くやっていくしかないんだと思います。
でもやりたくないんだったら、正直に言ってほしいな。笑
そこら辺、難しいですね。
今回、私は、
「こんなに私は頑張ってるのに、なんでちゃんとしてくれないの?」
「来るのが当たり前だと思ってるんでしょ!」
とのたまう、ものすごい重くてうざい彼女。
対して、村人は、
「知るかよ、誰も頼んでねーよ」
とそっけない彼氏。
なんかそんな関係になってたと思います。
・・・・・・・違うか。w
私の女性グループに対する片思いは続くわけです。
相手の負担にならないように、思いやりのある関係を築きたいです。
今回、改めて肝に銘じたことは、
「自分の気持ちを押し付けない」
明日は、第2回ワークショップ「ひもでかわいいかばんを作ろう!」
のために、また片思い中の女性グループに会ってきます。
どうなることやら。
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